20年30年前の不倫と現在の不倫とでは不倫のやり方や質が大きく変わってきています。
20年前依頼人のほとんどは女性でした。
つまりご主人の浮気の調査をしていたのですがここ10年ほど前から男性の依頼人が増えはじめ今ではほぼ半数が男性からの依頼です。
つまり人妻の不倫が増えているのです。
また浮気相手も以前は水商売の女性との浮気などが定番でしたが現在は職場の同僚等身近で交際費があまりかからない一般人との不倫が増えました。
昔は一般の女性は不倫などできなかったのですが時代や世代の価値観が変わってしまった現在では一般人も平気で不倫をする世の中になったことが大きな原因だとおもわれます。
連絡を取るためのツールも時代の流れの中で目まぐるしく変化しています。
公衆電話からポケットベル、携帯電話、そして今ではパソコンと携帯電話の機能が一緒になったスマフートフォンが普及しています。
出会いの方法も20年前だと伝言ダイヤル、10年前だと出会い系サイト5年前だとグリーやモバゲー、現在はLINEにフェイスブックなどの様々なSNSです。
出会いの場面も昔とは違います。
LINEやフェイスブックで突然、昔の恋人や同級生との再会するチャンスも増えています。
またパートナーに分からないようにメールやLINEなどを使い簡単に連絡を取り合える環境にあり昔では考えられないほど不倫が出来る環境が整っているのです。
しかし不倫がバレるときも昔と今では大きく違い便意になった連絡ツールやSNSから浮気が簡単にバレてしまいます。
メールの履歴やGPS機能から疑われ、相手の情報もフェイスブックなどから勤務先や出身校まで簡単に特定されます。
昔だと浮気を疑われても「アヤシイ?浮気をしているようだ」までで終わっていた疑いが今では浮気を確証できるデータを見られることになるのです。
昔も今もこれからも不倫はなくならないでしょうが技術の進歩や不倫を取り巻く環境が変化していくように「不倫」自体も少しずつ変わっていくのでしょう。
不倫は文化などといった有名人もいましたが、それは20年も前の話です。
近年、不倫が発覚して大スキャンダルに発展するケースがとても増えております。
これは不倫が社会の中で厳しく見られ始めたサインかもしれません。